グリーンボンド(その他表記)green bond

デジタル大辞泉 「グリーンボンド」の意味・読み・例文・類語

グリーン‐ボンド(green bond)

地球温暖化対策や再生可能エネルギー事業などのグリーンプロジェクトに要する資金を調達するために発行される債券。2008年に世界銀行が初めて発行。発行体は国際機関から国・地方公共団体・民間企業まで多岐にわたる。グリーン債。→グリーンウォッシュ債権

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「グリーンボンド」の解説

グリーンボンド

環境対策に必要な資金を、債券市場を通じて調達する新たな仕組み。2008年に世界銀行が初めて発行。投資家の環境意識の高まりに伴って規模が拡大している。資金の使い道は再生可能エネルギー導入や省エネ対策、生物多様性保全持続可能なごみ処理水資源の管理などの環境分野に限定される。発行元の企業にとっては環境問題への取り組みをアピールできる利点もある。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む