グルジェフ(英語表記)Georgei Ivanovitch Gurdjieff

大辞林 第三版の解説

グルジェフ【Georgei Ivanovitch Gurdjieff】

1874~1949) ロシアの神秘主義者。アルメニアに生まれ、インド・チベットなどを放浪。唯物論的なオカルティズムを提唱。 D = H =ローレンスや1960年代のヒッピー文化に多大な影響を与えた。著「注目すべき人々との出会い」「己れの孫に語るベルゼブブの物語」など。

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百科事典マイペディアの解説

グルジェフ

アルメニア出身の神秘家。霊的自由を獲得するための行法システム〈ワーク〉の創始者として,R.シュタイナーとともに20世紀神秘主義運動に重きをなす人物。P.D.ウスペンスキー,J.G.ベネット,F.L.ライト,D.H.ロレンス,P.ブルックら弟子多数。主著に《ベンゼブブが孫に与える物語》(1950年),《注目すべき人々との出会い》(1964年)などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

グルジェフ【Georgei Ivanovitch Gurdjieff】

1877ころ‐1949
アルメニア生れの神秘主義者。唯物論的なオカルト教義を創始し,20世紀初頭の神秘思想と1960年代のヒッピー文化に多大な影響を与え,現在なお後継者たちの活動は注目を浴びつづけている。若くしてインド,チベット,アラブ諸地域を放浪し,ロシアの特務機関員を務めたりしながら,20年間にわたって秘教を研究した。1912年からロシアで自身の秘教組織を構築し,20年代にはヨーロッパに渡って名を知られる存在となった。

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世界大百科事典内のグルジェフの言及

【ドーマル】より

…早くからシュルレアリスムの影響下にあり,ブルトンらとも交流をつづけたが,生来の形而上学的傾向において一線を画した。サンスクリット文学の研究,ネルバルやランボーの読書,さらにグルジェフらとの交流を通じて,独自の神秘主義的思想に到達し,それにもとづく〈修行〉を試みるまでになる。その間の詩集に《反―天空》(1936),《黒い詩,白い詩》(1954)などがある。…

※「グルジェフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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