グルバンテュンギュト砂漠(読み)グルバンテュンギュトさばく(その他表記)Gurbantünggüt shamo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

グルバンテュンギュト(古爾班通古特)砂漠
グルバンテュンギュトさばく
Gurbantünggüt shamo

中国北西部,シンチヤン (新疆) ウイグル (維吾爾) 自治区北部,ジュンガル (準 噶爾) 盆地の中央部にある砂漠。面積5万 km2。中国第2の大砂漠であるが,比較的湿潤な西風によって,年降水量は 70~150mmである。流動砂丘は少く,多くは固定または半固定砂丘で,冬季の放牧場に利用される。大小の塩湖が散在し,塩や硫酸ナトリウムを産する。南西部ではテンシャン (天山) 山脈の雪どけ水を引いて耕地が開かれ,国営農場も建設されている。北西部には石油が豊富に埋蔵されており,カラマイ (克拉瑪依) 市を中心に採掘されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む