日本大百科全書(ニッポニカ) 「グレート・スレーブ湖」の意味・わかりやすい解説 グレート・スレーブ湖ぐれーとすれーぶこGreat Slave Lake カナダ北西部、ノースウェスト・テリトリーズ、マッケンジー地区にある湖。面積2万8440平方キロメートル、湖面標高156メートル、最大水深200メートル以上。湖内には島が多い。西岸は針葉樹林に覆われるが、東岸は森林ツンドラに移る。湖水は北からイエローナイフ川、南からスレーブ川、ヘイ川の流入を受け、マッケンジー川を通して北極海のボーフォート海に注ぐ。冬季は凍結。1771年にイギリスのサミュエル・ハーンが発見した。[大竹一彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例