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ノースウェスト・テリトリーズ ノースウェストテリトリーズ

百科事典マイペディアの解説

ノースウェスト・テリトリーズ

カナダ北部を占める政府直轄領。全体に丘陵性の低平な台地で,氷食を受け,氷河湖が多い。南部の一部は森林をなすが,大部分は不毛のツンドラ。北は北極圏の島々を含む。ウラン,石油,金鉱などの鉱業と原住民の毛皮獣の捕獲が主産業。住民の約2/3はイヌイットとインディアン。州都イエローナイフ。1869年ハドソン湾会社からカナダ政府へ割譲された。134万6106km2。4万1462人(2011)。1999年4月,東部を分離してイヌイットの準州ヌナブトが設けられた。
→関連項目アメリカ・インディアンカナダヌナブトビクトリア[島]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ノースウェスト・テリトリーズ
のーすうぇすとてりとりーず
Northwest Territories

カナダ領の北緯60度以北で、ハドソン湾とユーコン・テリトリー間の地域および北極海諸島からなる。連邦政府の管轄下にある特別行政区で、ノースウェスト準州ともいう。面積114万1108.37平方キロメートルはカナダ総面積の13%を占める。人口3万7360(2001)。州都はイエローナイフ。住民の3分の1がイヌイット、5分の1がインディアンで、白人はおもにマッケンジー川流域に居住している。現境界は1912年に設定され、31年に大陸部分の西経102度以西のマッケンジー区、以東でブーシア、メルビルの両半島を除いたキーウェーティン地区、両半島と島嶼(とうしょ)からなるフランクリン区が設定された。ユーコン・テリトリーとの境界付近は低平で、排水不良のため湿地や湖沼が多く、大部分が森林限界以北にあるため、永久凍土が広がる不毛の地。狩猟と漁業が先住民の主産業であるほか、近年、亜鉛、金、鉛などの有望な地下資源の発見が相次ぎ、生産高の85%を占める鉱業が経済の支柱である。最近は沿岸地域の石油、天然ガスの開発が急速に進んでいる。1999年4月1日、ノースウェスト・テリトリーズの東部を分離してイヌイットの自治体ヌナブート・テリトリー(準州)が創設された。[山下脩二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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