コインロッカー

デジタル大辞泉 「コインロッカー」の意味・読み・例文・類語

コイン‐ロッカー

coin-operated lockerから》硬貨を入れると鍵がかけられる、手荷物保管用の貸しロッカー

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精選版 日本国語大辞典 「コインロッカー」の意味・読み・例文・類語

コイン‐ロッカー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] coin operated locker より ) 一定の硬貨を入れると錠が開閉できる手荷物用貸しロッカー。駅構内などに設置される。
    1. [初出の実例]「それを新宿駅地下のコイン・ロッカーに預けた」(出典:唇に微笑心に拳銃(1970)〈大藪春彦〉湖)

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改訂新版 世界大百科事典 「コインロッカー」の意味・わかりやすい解説

コイン・ロッカー

硬貨(コイン)をロッカーの投入口に入れたのち施錠し,利用者が自由に使用できる手回品用のロッカー。国鉄(現JR)におけるコイン・ロッカーは1953年7月東京駅八重洲口に設置されたのが始まり。当時はロッカールーム係員から鍵を借り,荷物を中に入れて施錠したのち,その鍵を係員に返し預り書を受け取るという方式で,使用料金は1日50円であった。その後ロッカー機器類の進歩に伴い,65年ころから利用者が硬貨をロッカーの投入口に入れたのち施錠し,鍵は自分で保管し他にわずらわされることなく,いつでも自由に利用できる方式に変わった。70年ころから駅の荷物一時預り所の減少に伴い,その設置台数は急増している。
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