コウロス(読み)Couros,Mateo de

朝日日本歴史人物事典の解説

コウロス

没年:寛永9.5.27(1632.7.14)
生年:1569
イエズス会日本管区長。ポルトガル・リスボン生まれ。1583年イエズス会入会。天正18(1590)年天正遣欧使節と共に来日。1596年マカオにて司祭に叙階され,同年再来日。慶長19(1614)年キリシタン禁教令によりマカオに追放される。翌年日本に潜入。元和3(1617)年から同7年まで日本管区長の職にあった。後任の管区長パシェコが寛永2(1625)年に捕らえられたため,再び管区長となる。日本滞在43年。島原半島・有馬では厳しい探索のために地下の穴の中に8カ月生活し,丸1年は2枚の壁の間に隠れ住んだ。肥前大村(長崎県東彼杵郡波佐見)の癩者の小屋で病死。<参考文献>レオン・パジェス著・吉田小五郎訳『日本切支丹宗門史』

(宮崎賢太郎)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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