コモンリスザル

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「コモンリスザル」の解説

コモンリスザル
学名:Saimiri sciureus

種名 / コモンリスザル
別名 / リスザル
科名 / オマキザル科
解説 / すばしこい小型のサルです。リスザルのなかまは数十頭~100頭以上の大きな集団をつくり、よくなかまたちと鳴き交わします。
体長 / 27~37cm/尾長36~45cm
体重 / 500~1100g
食物 / 昆虫果実
分布 / 南アメリカ北部の川辺林や二次林など

出典 小学館の図鑑NEO[新版]動物小学館の図鑑NEO[新版]動物について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コモンリスザル」の意味・わかりやすい解説

コモンリスザル
Saimiri sciureus; common squirrel monkey

霊長目オマキザル科。体長 30cm内外,尾長 40cm。尾は長いが,物をつかむことはできない。体毛は短く,黄褐色で,眼の周囲が白く,口のまわりが黒い。 100頭以上もの群れをつくって生活し,昆虫類や果実を食べる。樹上性で動作は敏捷。かわいらしく,おとなしいので,ペットとして飼育されることもあり,実験動物としても使われる。中央・南アメリカの森林に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のコモンリスザルの言及

【リスザル(栗鼠猿)】より

…霊長目オマキザル科リスザル属Saimiriに属する新世界ザルの総称。コモンリスザルS.sciurea(イラスト)とセアカリスザルS.oerstediがいる。大型のリスほどの大きさで,ゲルディモンキーを除けばオマキザル科中もっとも小型である。…

※「コモンリスザル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android