コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コンテンツデリバリ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

コンテンツデリバリ

インターネットに公開するコンテンツのコピーを地理的に分散させ、接続してきたユーザーをもっとも「近い」コピーにアクセスさせる技術。回線の増強といった物理的なインフラ拡張とは別のアプローチでネットワークの混雑を解決できるため、設備投資に悩むコンテンツプロバイダーを中心に注目されている。分散されるコピーは、「エッジ(ネットワークの端)」と呼ばれるキャッシュサーバーに置かれる。エッジサーバーは通常世界中のISPに設置されるが、その数が多ければ多いほど、多数のユーザーに対するネットワーク的な距離を縮めることができる。コンテンツデリバリが最終的に目指す目標は、どのユーザーも自分が契約しているISPにつなぎさえすれば世界中のコンテンツを取得できることである。コンテンツデリバリの中核になるのは、接続ユーザーにとってどのエッジが最短で、かつ効率的かを決定し、コンテンツを実際に配信する技術である。これは、グローバルレベルでサーバーを負荷分散する技術だが、アカマイは「FreeFlow」、デジタルアイランドは「Footprint」という独自技術を有し、それに基づいてサービスを提供している。配信されるコンテンツも、テキストや画像といった静的なものだけでなく、最近では各種ストリーミングメディアの配信にも対応している。さらに、自社ネットワークを持つデジタルアイランドは、データベーストランザクションを利用したコンテンツの配信もサポートする。コンテンツデリバリは、米国に引続き、国内でも徐々にサービスが開始されている。現在のところはデジタルアイランドやアデロが中心だが、クロス・ワンなど国内企業の参入もある。また、キャッシュサーバー大手のインクトゥミや、グローバルでサーバーを負荷分散する製品群を持つF5といった企業もコンテンツデリバリ市場に参入し、裏方としてIDC事業者を支えている。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について | 情報

コンテンツデリバリの関連キーワードコンテンツデリバリサービスコンテンツ配信サービスAkamaiCDN

今日のキーワード

異常天候早期警戒情報

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動や農作...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

コンテンツデリバリの関連情報