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コンドゥクトル conductor

翻訳|conductor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コンドゥクトル
conductor

古代ローマ時代の建築,土地耕作の請負人。2世紀以後は私的請負だけでなく,帝国領の鉱山,穀倉,家畜の管理請負人をもさすようになる。彼ら自身が職務にあたることも,また仲介者として労働者に働かせることもあった。この語はまた,2世紀以後,取税人 publicaniに代って地方の関税,通行税などを徴収した者たちをもさした。

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世界大百科事典 第2版の解説

コンドゥクトル【conductor】

ローマ法の賃約ocatio‐conductioの一方の当事者で,仕事の請負人,借地人など広い範囲の人々をさす。契約は私人間で結ばれる場合と国家との間に結ばれる場合があった。歴史上特に有名なのは,北アフリカの皇帝領の大借地人で,広い土地を賃借し,そこにいる零細小作人(コロヌス)たちの地代納入の責任を負い,彼らに賦役を課して自分の直営地を耕作させていた。法律用語としては,零細小作人をもさす。【坂口 明】

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世界大百科事典内のコンドゥクトルの言及

【指揮】より

…一般にオーケストラや合唱,オペラ,アンサンブルなどを身ぶりやバトン(指揮棒)を用いて可視的手段によって統率すること。指揮者(コンダクターconductor)はリズムや拍子をとるばかりでなく,楽器や声の〈入り〉(アインザッツEinsatz)を示しながら,ディナーミク,フレージング,アーティキュレーションその他の細かい表情を指示する。また楽譜を深く読解しながら自分なりの解釈を設定した上で,それを演奏者に徹底させなければならないが,練習(リハーサル)はそのための不可欠の場である。…

【電気伝導】より

…室温での電気伝導度の大きさは,銅やアルミニウムなどの金属では105~106Ω-1・cm-1にも達するのに,ガラス,岩塩などでは10-15~10-17Ω-1・cm-1程度できわめて小さい。一般に電気伝導度の大きい物質を導体conductorといい,反対にきわめて小さいものを絶縁体insulatorと呼んでいる(導体,絶縁体の概念は熱伝導度についても用いられる)。ゲルマニウム,シリコンなどの半導体の電気伝導度は,不純物濃度によって一定しないが,おおよそ導体と半導体の中間の103~10-3Ω-1・cm-1程度の値をとる。…

※「コンドゥクトル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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