仲介者(読み)ちゅうかいしゃ(英語表記)mediator

翻訳|mediator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宗教学上の用語としては,聖なるものと俗なる存在との間に交流を生み出し,両者を結びつける働きをするをいう。聖俗双方の性質を兼備し,両義的な性格を特徴としている。元来キリスト教において神と人間との間を取結ぶイエス・キリストをさして用いられた言葉であるが (キリスト教では仲保者と表現する) ,きわめて伝統的生活をおくる社会における犠牲なども,イエスと同様に,みずからを抹殺することによって神人交流の場を成立せしめるという,否定的媒介としての仲介者性をになっていると考えられる。そのほかシャーマン霊媒,ロゴス,ソフィアトリックスターなども,対立する二元のどちらかに偏するのでなく,その中間にありながら両者間の断絶を埋める働きをもつことから,仲介者とみなすことができる。

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デジタル大辞泉の解説

仲介をする人。
キリスト教で、十字架上の死によって人類の罪を(あがな)い、神との間に立って人類の救済を実現したイエス=キリストをいう。仲保者。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 仲介をする人。
※官報‐明治三八年(1905)六月一二日「日露両国の全権委員は、何等仲介者を設けずして会見し」

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