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コンドッティエーリ condottieri

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コンドッティエーリ
condottieri

14~16世紀にイタリアに輩出した傭兵隊長のこと。名称は「契約」 condottaの語に由来する。大小の都市国家が分立して都市同士の争いあるいは都市内部の争いが絶えなかったイタリアで,諸都市は以前のように市民軍でなく外部の兵士団を雇って戦闘するようになり,専門の傭兵隊が生じた。初めはイギリス出身のジョン・ホークウッドら外国人が多かったが,14世紀末頃からイタリア人傭兵隊長が生れた。ナポリに仕えたムツィオ・アッテンドロ・スフォルツァとペルジャの僭主となったブラッチオ・ダ・モントーネは好敵手として争い傭兵隊の組織を発展させた。ムツィオの子フランチェスコ・スフォルツァはミラノの君主にまでなって最も成功した者の一人である。傭兵隊は重装備騎士から成っていたが,彼らは略奪をほしいままにし,また命令に服さず,敵,味方の陣営を戦利品の大小によって変えることがしばしばあった。 15世紀末頃より外国勢によるイタリア半島侵略が始ると,この傭兵隊制度は新戦術の前では通用しなくなり,次第に衰退していった。

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