コンピュータ会計(読み)こんぴゅーたかいけい(英語表記)computer accounting

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コンピュータ会計
こんぴゅーたかいけい
computer accounting

簿記処理をコンピュータを用いて行うこと。取引データの入力から帳簿記帳、財務諸表の作成、そして、その結果を用いての財務分析や経営計画の作成に至るまでの一連の会計業務を総合して定義されることもある。
 現在では、いくつかのコンピュータ会計のソフトウェアが販売されており、それらを用いて当該経理業務をシステム化して行うことが一般化している。したがって、実務上の会計業務はコンピュータ会計そのものであるといっても過言ではない。
 そして、コンピュータ会計の普及に伴い、1998年(平成10)「電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律」(電子帳簿保存法、平成10年法律第25号)が成立し、帳簿書類の電子データによる保存を認めるよう法的整備も行われた。
 また、文部科学省後援で社団法人全国経理教育協会が主催するコンピュータ会計能力検定試験なども実施されている。[近田典行]
『町田耕一著『コンピュータ簿記会計』増補版(2000・創成社) ▽坂本真一郎著『コンピュータ会計と経営分析の理論』(2000・海文堂出版)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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