コン症候群(読み)コンショウコウグン

デジタル大辞泉 「コン症候群」の意味・読み・例文・類語

コン‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【コン症候群】

Conn syndrome副腎ふくじん皮質に生じた腫瘍しゅようにより、アルドステロンステロイドホルモン一種)が過剰に分泌される病態高血圧多飲・多尿・筋力低下や知覚異常をきたす。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コン症候群」の意味・わかりやすい解説

コン症候群
コンしょうこうぐん

「アルドステロン症」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のコン症候群の言及

【副腎】より

…なお髄質は,皮質のように生命保持上絶対必要なものではなく,働きが衰えても,交感神経が残っているかぎり,ノルアドレナリンの分泌が起こり,あまり影響をうけない。
[副腎の異常・病気]
 副腎の機能異常については種々の疾病が見つかっているが,おもなものとしては,副腎皮質の機能亢進,ことに糖質コルチコイドによる影響で起こるクッシング症候群や,アンドロゲンの過剰産生で起こる副腎性器症候群,高アルドステロンにより高血圧を起こすコン症候群(原発性アルドステロン症)があり,また皮質機能低下としてはアディソン病などがあげられる。【藤田 尚男】。…

※「コン症候群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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