ゴニオラクス(英語表記)Gonyaulax

世界大百科事典 第2版の解説

ゴニオラクス【Gonyaulax】

渦鞭毛藻綱ペリジニウム科の1属で,体は単細胞で鎧板をもち,腹面から見るとき,横溝の左側が右側より低い位置にあるのが特徴である。巻くように横溝に沿う横鞭毛と縦溝から後方に伸びる縦鞭毛の計2本の鞭毛をもち,体を回転させながら泳ぎ,プランクトン生活をする。環境条件がよいときは,斜めに二分裂する無性生殖により増殖するが,条件が悪化すると海底に沈み,厚膜のシスト(囊子)を形成する。環境が好転すると,シストは発芽して鎧板のある泳ぐ細胞を放出する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のゴニオラクスの言及

【渦鞭毛藻類】より

…海ではヤコウチュウNoctiluca ecintillans,ナガツノオビムシCeratium furca,ユミツノオビムシCeratium fusus,ゴカクウズオビムシPeridinium pentagonium,ススフタヒゲムシExuviaella marinaなどが普通にみられる。ギムノジニウム属GymnodiniumゴニオラクスGonyaulaxなどの種類が赤潮になったときは大きな被害がでる。【今島 実】。…

【渦鞭毛藻類】より

…海ではヤコウチュウNoctiluca ecintillans,ナガツノオビムシCeratium furca,ユミツノオビムシCeratium fusus,ゴカクウズオビムシPeridinium pentagonium,ススフタヒゲムシExuviaella marinaなどが普通にみられる。ギムノジニウム属GymnodiniumゴニオラクスGonyaulaxなどの種類が赤潮になったときは大きな被害がでる。【今島 実】。…

※「ゴニオラクス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android