サッコ−ヴァンゼッティ事件(読み)サッコ−ヴァンゼッティじけん(英語表記)Sacco-Vanzetti Case

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

サッコ−ヴァンゼッティ事件
サッコ−ヴァンゼッティじけん
Sacco-Vanzetti Case

1920年,アメリカふたり無政府主義者アナーキスト)が証拠不十分のまま殺人事件犯人とされた事件
無政府主義者のイタリア人サッコとヴァンゼッティのふたりは,内外批判にもかかわらず,ボストンで起こった強盗殺人事件の犯人として死刑となった。第一次世界大戦後のアメリカの保守化を示す象徴的な事件である。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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