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サブシディアリティー subsidiarity

翻訳|subsidiarity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サブシディアリティー
subsidiarity

欧州共通の政策は,ヨーロッパ共同体 ECが実行したほうがより効率的である問題だけを ECが担当し,そのほかは各加盟国の任意とするという原則を示す EC用語。 87年に市場統合との関連で EC統合のあり方を見直した「スキオッパ報告」で提唱されて以降,頻繁に言及されるようになった。 EC加盟国に広く存在する超国家的統合に対する抵抗をやわらげ,ECへの過度の権限集中を排除し,各国の主体性をある程度維持しながら統合を実現するための手段として確立されてきた。 92年2月のマーストリヒト条約調印後,イギリスがこの原則にのっとり ECの権限の見直しを主張し,また6月のデンマーク国民投票での批准拒否,9月のフランス国民投票の僅差での可決を機に,この原則の解釈について活発な議論が展開されている。「相互補完性」あるいは「補完性の原則」と訳されていたが,92年頃から「権限配分の原則」とも訳されている。

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デジタル大辞泉の解説

サブシディアリティー(subsidiarity)

権限を分担すること。自治や問題解決はできるだけ小さな単位で行い、対応しきれない部分のみ大きな機関で補うこと。特に、EU欧州連合)で、中央集権化を防ぐため加盟諸国に権限を分担する原則をいう。補完性原理

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大辞林 第三版の解説

サブシディアリティー【subsidiarity】

補完性原則。マーストリヒト条約に盛り込まれている EU の権限に関する規定。 EU は、加盟国が個々に行動するよりも、共同体として行動する方が効果的に目標を達成できる場合にのみ行動するという原則。

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