サラ金(読み)サラきん

精選版 日本国語大辞典 「サラ金」の意味・読み・例文・類語

サラ‐きん【サラ金】

〘名〙 「サラリーマンきんゆう(━金融)」の略。〔現代用語の基礎知識(1969)〕
※「戦前」という時代(1984‐85)〈山本夏彦順番「サラ金というのはこの高利貸が変身したもので」

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デジタル大辞泉 「サラ金」の意味・読み・例文・類語

サラ‐きん【サラ金】

《「サラリーマン金融」の略》サラリーマン主婦などの消費者個人を対象に、貸金業者融資をする高金利の小口金融。また、その業者

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百科事典マイペディア 「サラ金」の意味・わかりやすい解説

サラ金【サラきん】

サラリーマン金融

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世界大百科事典(旧版)内のサラ金の言及

【サラリーマン金融】より

…勤務先の身分証明書,健康保険証,自動車の運転免許証,学生証などの提示によって借手の人物を確認し,無担保,無保証で主としてサラリーマンや労働者,主婦,学生などに即座に数万~数十万円程度,あるいはそれ以上の現金を通常半月~2年程度の期間で貸し出し,主として割賦で返済させる金融である。略してサラ金ともいう。〈サラリーマン金融〉という言葉は,1965年ころからマスコミによって使われだしたが(それ以前は類似のものとして高利貸という呼名が一般的だった),1960年ころ始まった団地族を主対象とする〈団地金融〉がその始まりといわれる。…

※「サラ金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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