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サルスベリ(猿滑) サルスベリLagerstroemia indica; crape myrtle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サルスベリ(猿滑)
サルスベリ
Lagerstroemia indica; crape myrtle

ミソハギ科の落葉高木で,中国南部原産といわれ,江戸時代の初期に日本に伝えられた。観賞用として庭によく栽植されている。樹皮がはげやすい。枝には4本の稜があって角張り,楕円形の柄のない葉が対生して,一見,複葉のようにみえる。夏から秋の初めにかけて,紅色または白色の花が円錐花序をなして咲く。花には半球形の緑色の萼筒があり,その中から6枚の花弁が出るが,ちりめん状にちぢれる特徴がある。花期が長いためヒャクジツコウ (百日紅) ともいう。和名のサルスベリは木肌がすべすべしていてサルも滑り落ちるという意味である。なお,南西諸島には近縁の別種シマサルスベリ L. subcostataがあり,全体に大型で花も白い。

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