ザグレブ大聖堂(読み)ザグレブダイセイドウ

デジタル大辞泉 「ザグレブ大聖堂」の意味・読み・例文・類語

ザグレブ‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【ザグレブ大聖堂】

Zagrebačka katedralaクロアチアの首都ザグレブの中心部にある大聖堂。正式名称は聖母被昇天大聖堂。11世紀末の創建。モンゴル軍の侵攻を受けて破壊された後、13世紀から18世紀にかけてゴシック様式で再建。16世紀にオスマン帝国軍の侵攻に備え、大聖堂の周りに白壁の塀が造られた。1880年の地震で大きな被害を受け、ドイツの建築家ヘルマン=ボレーの設計により、ネオゴシック様式の外観に修復された。高さ100メートル以上の尖塔をもち、同国で最も高い建築物として知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android