シメン

化学辞典 第2版 「シメン」の解説

シメン
シメン
cymene

isopropyltoluene.C10H14(134.21).o-,m-,p-シメンの3種類の異性体があるが,多くの場合p-シメンをさす.いずれも各種の植物精油中に含まれており,強い芳香をもつ液体である.ほとんどの有機溶媒に溶け,せっけん,その他工業製品の香りづけに用いられる.トルエンのイソプロピル化によって合成できる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シメン」の意味・わかりやすい解説

シメン
cymene

化学式 C10H14 。イソプロピルトルエンに相当する芳香族炭化水素。サイメンともいう。 o- ,m- ,p- の3つの異性体が存在する。どれも水に不溶,有機溶媒に可溶である。沸点は o 体が 178℃,m 体が 175℃,p 体が 177℃。 p 体は多くの精油中に見出される。

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