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国際単位系 こくさいたんいけいSyst(e)me International d'Unit(e)s(仏)

7件 の用語解説(国際単位系の意味・用語解説を検索)

知恵蔵の解説

国際単位系

メートル法の単位を基に、現代の科学技術及び一般の社会活動の諸分野で共通に使用できるよう編成された、実用的な単位系。1960年の国際度量衡総会(CGPM)で、「国際単位系」の名称と略称SIが採択された。同次元の量ごとにただ1つのSI単位を置き、各SI単位相互間は数値係数なしの代数式(乗算と除算の組み合わせ)で結ばれる。このSI単位を実用上便利に使うため、必要に応じてキロ(k)、ミリ(m)などの接頭語を付し、10の整数乗倍の単位を作ることができる。基本文書は、国際度量衡局(BIPM)から発行されている。最新版は2006年5月発行の第8版(日本語版は日本規格協会から07年12月に産業技術総合研究所・計量標準総合センター訳編として発行)。

(今井秀孝 独立行政法人産業技術総合研究所研究顧問 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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デジタル大辞泉の解説

こくさい‐たんいけい〔‐タンヰケイ〕【国際単位系】

各種の単位系に分かれたメートル法の単位を整理し、基本単位補助単位組み立て単位、およびこれらの倍数・分数の単位を一つにまとめた単位系。1960年の国際度量衡総会で採択。メートル(長さ)・キログラム(質量)・(時間)・アンペア電流)・ケルビン(温度)・カンデラ光度)・モル物質量)の七つを基本単位にとり、ラジアン平面角)・ステラジアン立体角)を補助単位とする。日本では平成4年(1992)以降、3~7年の猶予期間を経て順次施行。SI(Système International d'Unités)。SI単位系
[補説]SI接頭語(SI単位の10の倍量・分量を表す接頭辞)
SI接頭語記号乗数
ヨタ(yotta)Y1024
ゼタ(zetta)Z1021
エクサ(exa)E1018
ペタ(peta)P1015
テラ(tera)T1012
ギガ(giga)G109
メガ(mega)M106
キロ(kilo)k103
ヘクト(hecto)h102
デカ(deca)da10
デシ(déci)d10-1
センチ(centi)c10-2
ミリmilli)m10-3
マイクロ(micro)μ10-6
ナノ(nano/nanno)n10-9
ピコ(pico)p10-12
フェムト(femto)f10-15
アト(atto)a10-18
ゼプト(zepto)z10-21
ヨクト(yocto)y10-24

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

国際単位系【こくさいたんいけい】

メートル条約の全締約国が採用することができる単一の計量単位系として,1960年の国際度量衡総会で採用された単位系。略称SI。基本単位として長さにメートル,質量にキログラム,時間に秒,電流にアンペア,温度にケルビン,光度にカンデラをとり,1971年に物質量の単位としてモルが追加された。
→関連項目アンペアウェーバー(単位)エネルギーMKS単位系オーム(単位)温度目盛基本単位計量法国際単位次元(物理)CGS単位系ジュール(単位)絶対単位系センチ単位デカデシテラ電磁単位系ナノピコヘクトマイクロミクロンミリメガメートル法

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世界大百科事典 第2版の解説

こくさいたんいけい【国際単位系 international system of units】

メートル条約の全締約国が採用することのできる単一の実用的な計量単位系として1960年に採用された単位系。その国際的な略称をSIといい,フランス語système international d’unitésの略である。
[沿革]
 メートル法は日常の度量衡単位として制定された単位系であるが,1832年に地磁気の測定に応用されて以来,89年の国際度量衡局による標準供給の開始とあいまって,その合理性から広く科学,技術に普及し,同時に適用領域ごとにつごうのよい単位が作られ,さまざまな単位系に分化していくが,19世紀に盛んになった電磁気の分野でも新しく単位や標準を作る必要があった。

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大辞林 第三版の解説

こくさいたんいけい【国際単位系】

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国際単位系
こくさいたんいけい

SI」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国際単位系
こくさいたんいけい

1960年の国際度量衡総会で決議された単位系。すべての時代に、すべての人々が、ただ一つの単位系で、というスローガンでつくられたメートル法も、度量衡以外の科学や工業用の諸量の単位を追加してゆく過程で、いくつかの単位系に分かれてしまった。そこでこれらを再統一しようという目的で制定された。度量衡はフランス語を公用語とする、という慣行に従ってSystme International d'Unitsとよばれ、国際統一略称をSIとすることも決議された。そこでSIに属する単位をSI単位という()。
 決議当時は6個の基本単位(長さのメートルm、質量のキログラムkg、時間の秒s、電流のアンペアA、熱力学温度のケルビン度、光度のカンデラcd)をとり、これらを代数的に組み合わせることによって諸物理量の単位(組立単位)をつくった。別に二つの補助単位(平面角のラジアンrad、立体角のステラジアンsr)を設けるが、1995年に、これら二つの補助単位は無次元の組立単位とみなすこととなった。
 単位の倍量、分量はすべて十進法とし、各単位に共通の10の整数乗倍を表す12個の接頭語を設けた(現在は20個)。単位および接頭語には記号が定められる。
 この単位系の特徴は、まず各単位は基本単位から同じ原則によって組立単位として導かれる首尾一貫した系をなすということである。次に、一つの物理量に対して、ただ一つの単位が対応するということ。そしてすべて十進法で一貫していることである。しかし一挙にこの単位系で国際統一を行うことは困難なので、国際度量衡委員会は、SI単位以外のいくつかについて、併用できるもの、特殊な分野に限って併用するもの、および暫定的に併用できるものを具体的にあげている。併用するものの例に六十進法の時間と角度の単位がある。重力単位系はただちに廃止することになっているが、これは各国とも工学に用いているものであるため、統一上の問題はほとんどここに集中される。
 2012年時点で、基本単位は物質量の単位モルmolが追加されて7個になり、熱力学温度のケルビン度()はケルビン(K)と改められている。[小泉袈裟勝・今井秀孝]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の国際単位系の言及

【単位】より

…それらの大部分はメートル法の理念に沿うものであったから,拒否の対象とすることはできないが,一面,単位系の多様化は避けられなければならない。この矛盾は,1930年代からの検討の末に,60年の国際度量衡総会でひとまず解決され,国際単位系(SI)が成立した。国際単位系は,選ばれた七つの基本的な量(基本量)(長さ,質量,時間,電流,熱力学温度,物質量,光度)にそれぞれ対応させて基本単位(メートル,キログラム,秒,アンペア,ケルビン,モル,カンデラ)を定め,また,二つの補助的な量(平面角,立体角)に対応させて補助単位(ラジアン,ステラジアン)を定め,他の量については,物理学上の定義や法則を表す関係式の仲介のもとに〈組立量〉を考え,煩雑な係数などは用いないで簡明に〈組立単位〉を定めている。…

※「国際単位系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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