山川 世界史小辞典 改訂新版 「シャルル5世(賢明王)」の解説
シャルル5世(賢明王)(シャルルごせい(けんめいおう))
Charles Ⅴ (le Sage)
1337~80(在位1364~80)
フランス国王。ポワティエの敗戦後王国摂政となり(1356年),エティエンヌ・マルセルの乱,ジャックリーの乱(58年)に遭遇,エドワード3世とブレティニーの和を結ぶ(60年)。即位後,名将デュ・ゲクランを重用,1375年には数地点を残してイングランド軍を王国から駆逐。全国的徴税組織を創設し,王国集権化に顕著な功績があった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報