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シャー・ワリー・ウッラー Shāh Walī Allāh

世界大百科事典 第2版の解説

シャー・ワリー・ウッラー【Shāh Walī Allāh】

1703‐62
インドのイスラム思想家。デリーに生まれ,父は有名なスーフィーの学者。彼の生涯は,ムガル帝国の崩壊の時期にあたっていた。30歳前後のころ,メッカ,メディナで,イスラム神学・法学を学び,帰国後,一般ムスリムへの教育にあたり,ヒンドゥー教の影響を受けたムスリムの間の社会慣習の改革を訴えた。彼はイスラムの思想の浄化を目ざしたが,単に,イスラム神学・宗教思想の面にとどまらず,当時の社会体制にまで批判を向けた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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