ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュワーベン戦争」の意味・わかりやすい解説
シュワーベン戦争
シュワーベンせんそう
Schwabenkrieg
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…この戦いに功績のあった都市フリブールとゾロトゥルンは,それまで〈保護国〉扱いの従属邦であったが,正式の盟約者団の構成者となった。1499年にはハプスブルク家がスイスの失地回復を試みてシュワーベン戦争を引き起こしたが,スイス軍はバーゼルの南,ドルナハDornachに勝利を得た(ドルナハの戦)。この戦争に功績のあったバーゼル,シャフハウゼン両都市が1501年に同盟に加わった。…
…この間1431‐39年にかけて公会議が開催され,バーゼルの都市としての地位は高まった。スイスとハプスブルク家とが戦った99年のシュワーベン戦争では中立の立場をとったが,スイスの勝利後1501年にスイス盟約者団に正式に加入した。文化的には1460年バーゼル大学が創設され,16世紀にはエラスムスを中心とする人文主義者が活躍し,人文主義運動の一大中心地となった。…
※「シュワーベン戦争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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