シルヴァーナ マンガノ(英語表記)Silvana Mangano

20世紀西洋人名事典 「シルヴァーナ マンガノ」の解説

シルヴァーナ マンガノ
Silvana Mangano


1930.4.21 - 1989.12.16
イタリアの女優。
ローマ生まれ。
7歳からヤー・ルースカヤ舞踏研究所でバレエを習う。16歳でミス・ローマに選ばれ、「Elisir d’amore」(1946年)で映画デビュー。その後、映画実験センターに入学。’48年「苦い米」で主役を演じ、スターの座を獲得する。異様なほどの存在感、透き通るようなエロティシズムを、パゾリーニ監督の「アポロン地獄」(’67年)、「テオレマ」(’68年)、ヴィスコンティ監督の「ベニスに死す」(’71年)等で発揮し、戦後イタリア映画界の誇る女優の一人といえる。夫、娘は映画のプロデューサーとして活躍。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android