ジェームズ3世(読み)ジェームズさんせい(その他表記)James III

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジェームズ3世」の意味・わかりやすい解説

ジェームズ3世
ジェームズさんせい
James III

[生]1452.5.
[没]1488.6.11. スターリング近郊
スコットランド王 (在位 1460~88) 。ジェームズ2世長男。 69年デンマーク王女マルグレーテと結婚。そのとき,持参金としてオークニーとシェトランド両諸島を獲得した。イングランド王リチャード3世ヘンリー7世と和約を結んだが国内の貴族反乱を鎮圧できず,88年長男ジェームズ (のちの4世) を擁立した貴族反乱軍とスターリング付近のソーシーバーンで戦って敗死した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む