現代外国人名録2016 「ジョン キー」の解説
ジョン キー
John Key
- 職業・肩書
- 政治家 ニュージーランド首相,ニュージーランド国民党(NP)党首
- 国籍
- ニュージーランド
- 生年月日
- 1961年8月9日
- 出生地
- オークランド
- 学歴
- カンタベリー大学卒,ハーバード大学(米国)大学院修了
- 経歴
- 6歳の時に父が他界。ナチスドイツの迫害から逃れたオーストリア出身のユダヤ系の母、姉妹と南部クライストチャーチの公営住宅で貧しい生活を送る。大学卒業後、地元企業を経て、外資系投資銀行に転職、為替ディーラーなどのキャリアを積む。1995年大手投資銀行メリルリンチに移り、シンガポール、ロンドン、シドニーなどで外国為替部門、デリバティブ取引部門などの責任者に抜擢される。ニューヨーク連邦銀行の外為委員だった2001年、ニュージーランド国民党(NP)のシップリー党首らに見い出され、“将来の指導者候補”として帰国し、国民党入り。2002年総選挙で初当選を果たす。党の財務報道官を経て、2004年影の財務相となり、2006年11月には異例の早さで党首に選出される。2008年11月総選挙で国民党が9年ぶりに政権を奪取し、政界に入ってわずか6年、3回目の議員当選で首相に就任。2011年12月再任。2014年10月3期目就任。投資銀行勤務の間に蓄えた推定5000万ニュージーランドドル(約29億円)の資産を持つ富豪として、地元経済誌の長者番付に名を連ねたこともある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報