世界遺産詳解 の解説 スイスのサルドーナちかくへんどうちたい【スイスのサルドーナ地殻変動地帯】 2008年に登録された世界遺産(自然遺産)で、スイス東部のグラールス州、グラウビュンデン州にまたがって伸びるグラールス押しかぶせ断層。この断層はサルドーナ山を中心に、328.5km2にわたって広がり、アルプス山脈の成り立ちを知る、最もすぐれた手がかりになっている。アルプス山脈は、約1億5000万年前、褶曲(しゅうきょく)作用によって誕生した。この断層帯には、古い地層がより若い層の上に重なるように存在しており、ナイフのような鋭いラインを見せている。◇英名はSwiss Tectonic Arena Sardona 出典 講談社世界遺産詳解について 情報