スワラージ・スワデーシー(読み)スワラージスワデーシー

百科事典マイペディア の解説

スワラージ・スワデーシー

インド独立闘争の中で,掲げられたスローガンヒンディー語スワラージswarajは狭義には自治広義には独立を意味する。スワデーシーswadeshiは母国を意味し,母国で生産されたもの,転じて自国品愛用の意味を含んだ。国民会議派ベンガル分割反対運動中の1906年にスワラージを政治的目標とし,英国商品のボイコットを含むスワデーシー運動がそれに結合した。スワラージ運動は1929年国民会議派によってプルーナ・スワラージ(完全独立)運動として発展し,スワデーシー運動はインド人の民族的誇りを高め,綿業を中心とする民族資本家の発展を促した。
→関連項目ローイ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む