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スンダルバン Sundarban

世界大百科事典 第2版の解説

スンダルバン【Sundarban】

インドとバングラデシュにまたがるガンガー(ガンジス)川デルタの最先端部一帯をいう。東西約250km,南北40~80kmに及ぶ大湿地帯で,同川の大小無数の分流が網流する。分流に沿う自然堤防三角州にはマングローブをはじめ熱帯性森林が広がり,その間にビルとよばれる後背湿地河跡湖が点在する。ベンガルトラ,ワニ,ニシキヘビなどの野生動物が生息し,動物保護区も設けられている。サイクロンの常襲地で,それによる高潮の被害も大きく,開発は自然堤防帯に限定されている。

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世界大百科事典内のスンダルバンの言及

【クルナ】より

…人口73万1000(1991)。〈スンダルバンSundarban〉とよばれる形成途上の先端部デルタの多湿森林帯と成熟期デルタとの交界部に位置し,両者を結ぶ商業中心をなす。周辺は米,ジュート,サトウキビ,ココヤシを産し,これらの集散と加工を行うとともに,マッチ,綿織物,製紙,川船の造船などの工業が立地する。…

【クルナ】より

…人口73万1000(1991)。〈スンダルバンSundarban〉とよばれる形成途上の先端部デルタの多湿森林帯と成熟期デルタとの交界部に位置し,両者を結ぶ商業中心をなす。周辺は米,ジュート,サトウキビ,ココヤシを産し,これらの集散と加工を行うとともに,マッチ,綿織物,製紙,川船の造船などの工業が立地する。…

【バングラデシュ】より

…後者は成熟期・活動期のデルタであるが,乾季には海水の流入による塩害が問題になる。海岸線はスンダルバンというジャングル地帯であるが,19世紀以来開墾され,現在ではクルナ県の南部に6000km2にわたって存在するにすぎない。バングラデシュの平野には所々に大陥没地がみられ,農業景観に特色を与えている。…

※「スンダルバン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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