スー・セント・マリー(カナダ)(読み)すーせんとまりー(英語表記)Sault Sainte Marie

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

スー・セント・マリー(カナダ)
すーせんとまりー
Sault Sainte Marie

カナダ、オンタリオ州南部の都市。人口7万4566(2001)。スペリオル湖ヒューロン湖を結ぶスー・セント・マリー運河入口に位置し、橋、フェリー対岸のアメリカ合衆国側の同名の市と連絡している。水上交通と陸上交通の要衝造船パルプ製紙工業がある。とくに鉄鋼業が盛んで、銑鉄コークスを輸出している。1783年にノースウェスト会社が交易所を設立、以来、農産物鉱産物の物資集散の中心地となる。

[山下脩二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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