セスジスズメ(その他表記)Theretra oldenlandiae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セスジスズメ」の意味・わかりやすい解説

セスジスズメ
Theretra oldenlandiae

鱗翅目スズメガ科。前翅長 26~33mmの小型種。全体淡褐色で,前翅には翅端から中央部を後縁中央に伸びる太い暗褐色条と黄白色条があり,腹部背面中央には2本の白線が縦走する。成虫は5~9月に出現する。幼虫は,体は黒色ビロード様,第1~2腹節眼状紋があり,ヤブカラシホウセンカサトイモ,サツマイモ,テンナンショウなどの葉を食害する。日本全土,台湾,朝鮮,中国,フィリピンインドオーストラリアのほか東南アジアに広く分布する。

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小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「セスジスズメ」の解説

セスジスズメ
学名:Theretra oldenlandiae

種名 / セスジスズメ
目名科名 / チョウ目|スズメガ科
解説 / さなぎで越冬します。
体の大きさ / (前ばねの長さ)30~35mm
分布 / 北海道~南西諸島
成虫出現期 / 6~10月
幼虫の食べ物 / ヤブカラシ、ノブドウなど

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