デジタル大辞泉 「セツキシマブ」の意味・読み・例文・類語 セツキシマブ(Cetuximab) 抗癌剤こうがんざいの一つ。分子標的治療薬の一種。商品名アービタックス。上皮成長因子受容体(EGFR)の働きを抑制するモノクローナル抗体。上皮成長因子受容体との親和性が高く、上皮成長因子と受容体の結合を阻害することにより、腫瘍しゅようの増殖を抑制する。2003年、米国の製薬会社ブリストルマイヤーズスクイブが発売。日本では平成20年(2008)に製造・販売が承認された。頭頸部癌とうけいぶがんの治療薬としても使用される。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例