上皮成長因子受容体epidermal growth factor receptorの略称。正常組織においては多くの上皮細胞の細胞膜上にある受容体で、細胞の増殖や成長に関与する上皮成長因子(EGF)を認識する。そしてこれと結合して活性化し、細胞増殖を促進するように働くチロシンキナーゼ活性をもつ。細胞の増殖や分化だけでなく、臓器の発達や形成、維持に重要な働きをする。上皮増殖因子受容体、表皮成長因子受容体などともよばれる。
EGFRに遺伝子変異が起きると、悪性腫瘍(しゅよう)発症の原因となる。大腸癌(がん)、腎癌、非小細胞肺癌、前立腺(せん)癌などさまざまな悪性腫瘍で過剰な発現がみられ、癌細胞の増殖や浸潤、また遠隔転移に大きくかかわっていることがわかってきた。したがって、このEGFRチロシンキナーゼ活性を阻害することにより、癌細胞の増殖が抑えられるため、癌の治療薬としてEGFRチロシンキナーゼ阻害薬の開発が盛んである。
[編集部]
出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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