セルフ・スプライシング(その他表記)self-splicing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セルフ・スプライシング」の意味・わかりやすい解説

セルフ・スプライシング
self-splicing

メッセンジャー RNAイントロンを切り出すスプライシング反応は,通常酵素の反応により行なわれているが,ある種のリボソーム RNA前駆体がスプライシング機能を有することがコロラド大の T. R.チェックにより発見された。これをセルフ・スプライシングといい,このような自己触媒 RNAをリボザイムという。 RNAの触媒機能の発見は,初期生命体は RNAのみにより成り立っていたとする RNAワールド説を示唆するものであり,生命起源を解き明かす可能性がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む