セレウコス2世(読み)セレウコスにせい(その他表記)Seleukos II Kallinikos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セレウコス2世」の意味・わかりやすい解説

セレウコス2世
セレウコスにせい
Seleukos II Kallinikos

[生]前265頃
[没]前226
セレウコス朝シリアの王 (在位前 246~226) 。アンチオコス2世の子。前 246~241年第3次シリア戦争でエジプトプトレマイオス3世エウエルゲテス戦火を交えたが,そのすきに実弟アンチオコス・ヒエラックスが小アジア独立の旗をあげ,王位簒奪をはかった。前 235年頃フリュギアのアンキラでヒエラックスとガラテア人の連合軍に敗れ,タウロス山脈以北を割譲した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android