セレウコス2世(読み)セレウコスにせい(その他表記)Seleukos II Kallinikos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セレウコス2世」の意味・わかりやすい解説

セレウコス2世
セレウコスにせい
Seleukos II Kallinikos

[生]前265頃
[没]前226
セレウコス朝シリアの王 (在位前 246~226) 。アンチオコス2世の子。前 246~241年第3次シリア戦争でエジプトプトレマイオス3世エウエルゲテス戦火を交えたが,そのすきに実弟アンチオコス・ヒエラックスが小アジア独立の旗をあげ,王位簒奪をはかった。前 235年頃フリュギアのアンキラでヒエラックスとガラテア人の連合軍に敗れ,タウロス山脈以北を割譲した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む