ソーダ石灰ガラス(読み)ソーダセッカイガラス

百科事典マイペディアの解説

ソーダ石灰ガラス【ソーダせっかいガラス】

ケイ酸塩ガラスの一種。主成分はソーダNa2O,石灰CaO,シリカSiO2で,ほかに酸化マグネシウムMgO,酸化鉛PbO,アルミナAl2O3などを少量含む。比重2.4〜2.8,屈折率1.50〜1.52,軟化点650〜700℃。急熱急冷には弱い。実用ガラス中最も多いもので,板ガラス,びんその他の容器,食器類などに使用。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソーダ石灰ガラス
そーだせっかいがらす
sodalime glass

組成中に炭酸ナトリウム(ソーダ)を相当量含むガラスで、ソーダライムガラス、軟質ガラスともいう。古くはクラウンガラスともよばれた。実用ガラスの生産量の大部分を占め、板ガラス、瓶ガラス、電球ガラス、食卓用ガラスなどはこれに入る。ソーダが多いので溶融、成形は容易だが化学的耐久性は硬質ガラスに劣る。原料は地球上にきわめて豊富にあり、組成は地表部のそれに類似しており、きわめて環境にやさしいガラスである。製造技術の進歩に伴い、熱的、機械的衝撃に著しく強くなった。[境野照雄・伊藤節郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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