コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ダイア ダイア day`a

3件 の用語解説(ダイアの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダイア
ダイア
day`a

初期イスラム社会私的所有の対象になった農業財産,特に私領地を意味する。複数形のディヤー diyā`で表記される場合が多い。またカティーア (カリフからの賜与地) と呼ばれることもあり,売買およびワクフ (宗教的寄進地) への移転が可能であった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ダイア

ダイヤ

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ダイア

ダイヤグラムの略。 → ダイヤ
ダイヤモンドの略。 → ダイヤ

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のダイアの言及

【イクター】より

…前者の授与はすでに7世紀のムハンマド時代から行われ,歴史史料はこれを同じ分与地の意味でカティーアqaṭī‘aと呼ぶ。軍人に限らず,官僚や部族民に対してもそれぞれの功績に応じて小規模の荒蕪地や耕地が与えられ,より大規模な私有地であるダイアḍay‘aとともに大土地所有形成の基礎となった。ムクターは国家に対するウシュル税納入の義務を負っていたが,彼らはやがて免税特権を獲得して納税を免れるようになったから,9世紀以降の国家財政はしだいに困窮の度を加えていった。…

【イスラム】より

… ところで,征服地の土地と農民は,アラブ戦士には分配されないのが最初の原則であった。しかしウマイヤ朝(661‐750)の初めごろからカリフは一族や寵臣に対して私有地であるカティーアqaṭī‘aを授与するようになり,また荒蕪地の開墾や土地の囲込みによって,より大規模な私領地(ダイアḍay‘a)も次々と成立した。こうして8世紀から9世紀へかけて,カティーアやダイアを基礎に,軍人や官僚あるいは商人による大土地所有が著しく発達した。…

【地主】より

…【重松 伸司】
【中東】
 イスラム法においては,土地はすべて信徒共同体(ウンマ)のものとされ,農民はムスリム,非ムスリムの別なくハラージュ(地租)を国家に納めることを原則とし,耕地の私有は認められていなかった。しかし現実には,カリフやスルタンから授与される分与地(カティーアqaṭī‘a)や荒蕪地などの開発によって得られる私領地(ダイアḍay‘a)には,所有権(ミルク)が認められ,これらの土地では奴隷や小作人などを用いた経営が行われていた。この私有地所有の伝統を基礎にして18~19世紀以降,アラブ,イラン,トルコの各地域において,広く大土地所有と小作人を用いた経営とが見られるようになる。…

※「ダイア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ダイアの関連キーワード御茶の子不作

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ダイアの関連情報