だんぶり(読み)ダンブリ

精選版 日本国語大辞典 「だんぶり」の意味・読み・例文・類語

だんぶり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 水中へ深々と落ち込むさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「無間のそこにだんふりと落ふずる」(出典:波形本狂言・東西離(室町末‐近世初))

だんぶり

  1. 〘 名詞 〙 昆虫とんぼ(蜻蛉)」の異名。〔物類称呼(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のだんぶりの言及

【トンボ(蜻蛉)】より

…トンボ目Odonataに属する昆虫の総称。古名アキヅ,アキツ,アケズ,ダンブリなど。広く世界各地に分布し,約6000種類くらいが命名されている。…

※「だんぶり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む