普及版 字通 「チ(漢字)」の読み・字形・画数・意味
15画
[説文解字]
[字形] 形声
声符は失(しつ)。失に秩・帙(ちつ)の声がある。〔説文〕九上に「鬼なり」とあり、孟春・孟秋・季冬に陰陽の気が交わるとき、疫病をもたらす神であるという。また魑魅(ちみ)をいう。〔玉〕に「魑(ちみ)のなり」とみえる。
[訓義]
1. えやみのかみ、季節の代わるときにえやみをもたらす神。
2. 魑(ち)と通じ、魑魅。
[下接語]
神
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報