孟秋(読み)モウシュウ

デジタル大辞泉 「孟秋」の意味・読み・例文・類語

もう‐しゅう〔マウシウ〕【×孟秋】

《「孟」は初めの意》秋の初め。初秋。また、陰暦7月の異称 秋》
[類語]初秋早秋新秋

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精選版 日本国語大辞典 「孟秋」の意味・読み・例文・類語

もう‐しゅうマウシウ【孟秋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「孟」は初めの意 ) 秋の初め。初秋。また、陰暦七月の異称。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「詔曰、方今孟秋、苗子盛秀」(出典:続日本紀‐天平一一年(739)七月甲辰)
    2. [その他の文献]〔礼記‐月令〕

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普及版 字通 「孟秋」の読み・字形・画数・意味

【孟秋】もうしゆう

初秋。

字通「孟」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の孟秋の言及

【立秋】より

…太陽暦では8月7~8日ころにあたり,暑さの峠である土用も立秋に明けて以後は暑くても暑中とはいわずに残暑という。詩歌では立秋より秋が歌われるが,7月を孟秋,8月を仲秋,9月を季秋として暦月の7~9月を秋とするのがふつうである。七十二候7月節〈一候涼風至る〉も同日である。…

※「孟秋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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