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チェチェン関連テロ事件 ちぇちぇんかんれんてろじけん

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知恵蔵2015の解説

チェチェン関連テロ事件

近年、ロシアチェチェン問題に関連したテロ事件が続発した。2002年10月にはモスクワの劇場で800人以上が人質になり、観客128人と武装集団41人が死亡した。03年5月、チェチェン共和国のズナメンスコエの行政庁舎付近でトラックが爆発、59人死亡。6月に北オセチアの軍施設に向かうバスに対して自爆テロ、19人死亡。7月にモスクワの野外コンサート会場で自爆テロ、15人死亡。12月にロシア南部キスロボツク近郊の列車内で自爆テロ、42人死亡。04年には、2月6日にモスクワ地下鉄の爆破テロで40人以上が死亡。5月9日の対独戦勝記念日にチェチェンのアフマト・カドイロフ大統領ら7人が爆弾テロで死亡。6月21日にはチェチェンに隣接するイングーシ共和国内務省ビルなど幾つかの治安関連施設が襲撃され90人以上が死亡。8月21日にチェチェンの首都グロズヌイで警察署や選挙投票所が襲撃され30人が死亡。同月24日にはモスクワのドモジェドボ空港を発ちボルゴグラードとソチに向かった旅客機2機がほぼ同時に爆破され90人が死亡。同月31日にモスクワ地下鉄入口の自爆テロで11人死亡。9月1日に北オセチア共和国のベスランで学校占拠テロが起き、300人以上が死亡した(北オセチア学校テロ事件)。05年には大規模なテロは減少した。05年6月には、ロシアの特殊部隊がチェチェン東部で武装勢力の掃討作戦を展開、一般民家を攻撃して住民1000人以上が隣のダゲスタン共和国に避難した。テロ活動の指揮官だったバサエフ野戦司令官の死亡(06年7月)により、テロが大幅に減ることをロシアの当局も国民も期待している。

(袴田茂樹 青山学院大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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