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ボルゴグラード ボルゴグラード Volgograd

翻訳|Volgograd

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボルゴグラード
ボルゴグラード
Volgograd

1925年までツァリツィン Tsaritsyn,25~61年はスターリングラード Stalingradロシア南西部,ボルゴグラード州の州都。ボルガ川下流部にのぞむ河港都市で,ボルガ川が屈曲して西のドン川に最も近づくあたりの西岸の小高い崖の上に位置する。

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百科事典マイペディアの解説

ボルゴグラード

ロシア,ボルガ川下流の重工業都市。1925年までツァリーツィン,1925年―1961年スターリングラードと称された。トラクター,冶金,製油,造船などの工業が行われる

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世界大百科事典 第2版の解説

ボルゴグラード【Volgograd】

ロシア連邦南西部,同名州の州都。ボルガ川下流の右岸にあり,人口100万5000(1992)。ボルガ川沿いでは4番目の人口をもち,市街は川沿いに70kmにわたってのび,幅は3~10kmである。〈ボルガ川の都市〉の意で,1925年までツァリーツィンTsaritsyn(〈皇后の都市〉の意。ただし,サルイ・スー(黄色い水)というタタール地名をロシア式に解釈した名称),61年まではスターリングラードStalingradとよばれていた。

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大辞林 第三版の解説

ボルゴグラード【Volgograd】

ロシア連邦、ボルガ川下流の西岸にある河港都市。水陸交通の要地。製鉄・車両・石油化学などの工業が発達。第二次大戦中、ドイツとの激戦地。旧称スターリングラード。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ボルゴグラード
ぼるごぐらーど
Волгоград Volgograd

ロシア連邦南西部、ボルゴグラード州の州都。ボルガ川沿岸の経済、交通、行政の大中心都市。人口100万(1999)。1925年までツァリーツィンЦарицын/Tsaritsn、61年までスターリングラードСталинград/Stalingradと称した。ロシア革命(1917)前より各種工業が発展していたが、革命後、ソ連の工業化のための拠点の一つとなり、大トラクター工場が建設され、この工場の生産高は、第二次世界大戦までソ連のトラクター生産の3分の1を占めるといわれた。現在、機械(造船、トラクター、モーター、石油工業用設備、医療機器)、鉄鋼、アルミニウム、石油精製、木材加工、食品、セメントなどの各種工業が発展している。鉄道、道路の分岐点で、ボルガ川に大河港を有し、空港もある。また、ボルゴグラード州の州都として行政機能をもつほか、教育・文化機能も発達し、教育、都市経済、機械、医科の各大学、防衛博物館、郷土博物館などの施設がある。市域はボルガ川右岸に沿って細長く70キロメートルにわたって延びている。乾燥地域にあるため、市内の緑化に力が入れられている。市内には1963~67年に建設された記念建築物のある「ママエフの丘」をはじめとして、第二次世界大戦の記念碑が多数あり、外国人観光客も訪れるようになった。[中村泰三]

歴史

1589年、ボルガ、ドン両川の接近する交通の要所(ボルガ川にツァリツァ川が注ぎ込む地点)に要塞(ようさい)が建築されたのが起源である。17~18世紀、農民蜂起(ほうき)や諸民族の反乱の舞台となり、1670年にはステンカ・ラージン、1774年にはプガチョフ軍によって一時占領された。1782年以来サラトフ県内の郡庁所在地となる。19世紀には木材加工業、石油、冶金(やきん)工業などが発展し、商・工業、交通の一大中心地となる。人口も19世紀末には5万5000になった。革命後の国内戦期には、革命軍と反革命軍の間の最初の本格的な決戦が行われ(1918年の「ツァリーツィンの防衛」)、赤軍はスターリンらの活躍でこの重要拠点の防衛に成功した。また大祖国戦争(第二次世界大戦)期にはここを舞台に7か月にわたる「スターリングラードの戦い」が行われ(1942~43)、町は完全に破壊されたが、ソ連軍はナチス・ドイツ軍の野望をくじいた。戦後急速に復興し、1961年にはスターリングラードから現名称に改称され、1965年レーニン勲章を授与された。ソ連「英雄都市」の一つであった。1991年12月のソ連崩壊に伴いロシア連邦の一都市となる。[栗生沢猛夫]

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世界大百科事典内のボルゴグラードの言及

【スターリングラード攻防戦】より

…第2次大戦下独ソ戦の重大な分岐点となった戦い。1942年7月17日,ドイツ軍はボルガ川下流地域の要衝スターリングラード(現,ボルゴグラード)の攻撃を開始した。8月からはイタリア軍,ルーマニア軍も戦闘に参加,9月14日,ドイツ軍は市中央部に突入した。…

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