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チベット人 チベットじんTibetan

翻訳|Tibetan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チベット人
チベットじん
Tibetan

中国チベット自治区を中心に居住する民族で,中国語ではツァン (蔵) 族という。形質的にはモンゴロイドに属するとされるが,その特徴は中国人と必ずしも同じではない。大別して自治区中央部に住んで農耕を営む短頭民族と,東部の遊牧を営む長身で鉤鼻の長頭民族があるが,ともにチベット=ビルマ語族に属するチベット語を話す。総人口は約 620万と推定され,そのうち中国領に約 460万 (1990) が住む。社会組織は近年まで僧侶,貴族,商人,交易商,農夫遊牧民賤民などの諸階級に分れ,婚姻は一夫多妻婚上層階級では兄弟による一妻多夫婚もみられたが,概して単婚制によっている。仏教が伝わる前は,シャーマンを中心とするポン教が盛んであったが,8世紀以後,仏教が移入され,17世紀よりダライ・ラマによる政治,宗教の支配が行われた。

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