ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 チャンス・オペレーションchance operation アメリカの作曲家ジョン・ケージが,1950年代から採用する偶然性の音楽の方法で,易 (えき) やサイコロ,コンピュータの乱数表などを用いて,作曲素材や演奏形態などを決めるもの。作曲家の意図を可能なかぎり廃するという目的を持ち,音楽作品の在り方を根本的に変えた。これは 50年代半ばにはヨーロッパの作曲家たちにも,大きな影響を与えた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報