チャールズ・トムソン・リーズ ウィルソン(英語表記)Charles Thomson Rees Wilson

20世紀西洋人名事典の解説

チャールズ・トムソン・リーズ ウィルソン
Charles Thomson Rees Wilson


1869.2.14 - 1959.11.15
英国の物理学者
元・ケンブリッジ大学教授。
スコットランド・グレンコース郡生まれ。
大学卒業後、ブラッドフォードグラマー・スクールで教鞭をとった後、ケンブリッジ大学へ戻り、研究を続けた。1894年にスコットランド最高峰ベン・ネヴィス山上で、雲に太陽光が当たったときに生ずる光学現象、特に、太陽の回りや、山頂や人がや雲に落とす陰の回りにできる環状の虹の美しさに心を打たれ、そのシュミレーションを実験室で再現しようとした。これが粒子や電子の行方を追跡するウィルソン霧箱発明となり、これを改良して電離作用するイオンの飛跡を写真にとり、コンプトンとともに1927年にノーベル物理学賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

COVID-19

2019年末に発生した新型コロナウイルス感染による症状の名称。コロナウイルス(Coronavirus)と病気(Disease)の短縮形に、感染が報告され始めた2019年を組み合わせ、20年2月11日に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android