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テルミット 〈ドイツ〉Thermit

百科事典マイペディアの解説

テルミット

アルミニウム粉と酸化鉄粉末との等量混合物。点火すると反応して酸化アルミニウムと鉄を生じ,その際きわめて高熱を発生するので,鉄,鋼などの溶接に用いられ,焼夷(しょうい)弾として使用されたこともある。
→関連項目焼夷弾

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岩石学辞典の解説

テルミット

(1) 燃焼性の化石物質[Wadsworth : 1891-1892].ギリシャ語thermosは暖かいの意味.(2) テルミット(thermite, thermit)は金属アルミニウムと酸化第二鉄の細かい粉末の混合物で,瞬間的に高温になり,熔接や焼夷弾などに用いられる.

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大辞林 第三版の解説

テルミット【Thermit】

酸化鉄(Ⅲ)の粉末とアルミニウムの粉末とを混合したもの。加熱するとアルミニウムが酸化し、同時に多量の熱が発生して金属が還元される。商標名。

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世界大百科事典内のテルミットの言及

【アルミニウム】より

…このような表面処理技術の発展も用途の拡大を促している。アルミニウム粉末と酸化鉄Fe2O3粉末の混合物(テルミットthermit)に点火するとアルミニウムが酸化され,酸化鉄は還元されて鉄になるが,この際に発する高熱は鉄の溶接(テルミット溶接)に利用される。アルミニウムのこの化学的活性は,クロム,マンガン,バナジウムなどの酸化物を還元して金属を得る冶金法(テルミット法)にも利用されている。…

※「テルミット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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