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デケムウィリ デケムウィリdecemviri

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デケムウィリ
decemviri

古代ローマの官職名。「10名」を意味し,いくつかの十人官 (委員) をさす。 (1) ローマ最古の成文法を制定した十人官。前 452年パトリキ (貴族) が構成し,アッピウス・クラウディウス主宰のもとにプレプス (平民) の利害をも考慮した 10条の法を制定。次いで前 450年プレプスをも含めた十人官が選ばれ,プレプスに不利な2法を付加し,ここに十二表法が成立した。その後彼らが専制化する危険が生じたため前 449年に廃止された。 (2) 前2世紀末に現れた,個人の身分 (市民か奴隷か) を決する裁判官。皇帝アウグスツス (在位前 27~後 14) のとき特別民事裁判所 (百人法廷) の議長とされた。 (3) 前 367年設置された,シビュラ予言書の管理と諸競技の運営を行う十人官。

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