デジタル・スカイ・サーベイ(読み)デジタルスカイサーベイ(英語表記)Desital Sky Survey

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デジタル・スカイ・サーベイ
デジタルスカイサーベイ
Desital Sky Survey

アメリカのプリンストン大学,プリンストン高等研究所,シカゴ大学,フェルミ加速器研究所の4つの研究機関が立案した,全天のクエーサー,銀河を観測するプロジェクトをいう。ニューメキシコ州に専用の 2.5m広視野望遠鏡を建設し,大型モザイク CCD (電荷結合素子) カメラを取付けたのち,23等級までの銀河とクエーサーを撮影,記録し,それぞれ約1億個,100万個の候補を検出する。さらにそこから 19等級より明るい銀河約 100万個と 20等級より明るいクエーサー 10万個の赤方偏移を求め三次元地図を作製する。計画では 1994年までにさまざまな準備を終え,95年から 2001年まで北天の観測,その後さらに南天の観測を行う予定である。この計画の実現によって,銀河で約 25億光年,クエーサーで約 100億光年の距離まで見通せる宇宙が広がることになる。

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